今日は、猫のテリトリーについてのお話です。
以前の記事でちょっぴりご紹介しましたが、我が家は住宅地にある、小さめ一戸建です。
隣には中学校があるため、学校の木々や桜がよく見えて、窓を開けたりすると特に春はとっても気持ち良いです。

この記事のタイトル、猫の行動スペースをどこまでにするか迷っている人がいたら、ごく普通の飼い主である管理人のアドバイスとしては次のような感じです。
脱走できない、させない行動範囲
猫に入ってほしくないテリトリーはどこか
主にこの2点を真剣に考えることをおススメします。
管理人ゴロロが2匹を家族にするうえで最初、試行錯誤したことの一つに「行動範囲をどこまでにするか」という問題がありました。
まず、家から外には出さないということは決めていました。
クーが猫エイズ陽性だったこともあります。(ケガとかされちゃうと嫌だったのでね)
色々調べるうちに外の猫さん(野良さん)の寿命は5年程度というのを目にしたので、一緒に暮らすのなら当然長生きしてほしかったから。
じゃ、次に家の中でどこまでをOKとするかです。
そりゃあ長く一緒にいたいので、最初のうちは基本フルオープンにしていました。
ただ、リビングのドアから玄関までのスペースには出しませんでした。
宅配便などの際、ドアからスーっと出てこられても困るし、走り出したら追いつけないと思っていたので。
子猫だって、めちゃくちゃ速いですもん。
40歳を超えた私の反射神経じゃとても無理です。
リビングと、2階(子供部屋や主寝室)、1階と2階をつなぐ階段、人が一緒にいる時はリビングの隣の和室。
こんな感じでスタートした我が家の猫たちの行動範囲でした。
が・・・ゴロロは甘かった!なぜ甘かったか。
それはね、犬と猫を同じに考えてしまったんです。
どういうことかと言うと、犬は想定範囲外の場所に飛び乗ったり入ったりしないんです。
しかもゴロロが昔一緒に暮らしていたのはゴールデンで体が大きかったので視界から消えてもすぐどこにいるか分かりました。
これは猫では当たり前ではないということにすぐ気づきました。

だって。さっきまでそこにいたのに、いない!
探し回ってもすぐに見つからない時があるんです。
と思うと、クローゼットに掛けてある管理人のコートの背中をよじ登ろうとしているクーを発見したりするわけです。
クローゼット、閉めたはずなのにほんの少し開いてたりして。
もちろんコートって、ウールだったりダウンだったり様々ですけど、これによじ登るってどういうこと?!
あとは、和室。ここは鬼門だった~。当然ですけど、障子やふすまは大変なことになりました。

障子にそ~っと、手を突っ込む。次にそ~っと体を突っ込む。
そして盛大に破れる。これの繰り返し。
WEBで結果確認可能な猫の遺伝子検査【Pontely】
徳川将軍家って、江戸城で奥様たちが猫を飼ってたみたいなくだりが出てくるけど、あれって本当か?!
そんなことを思いました。きっと、お抱えの表具師さんが頻繁に修理していたに違いない!
そんなこんな、色々ありまして。基本的には人がいる時しか2階のお部屋には入れないことにしました。
人が一緒であっても色々と諸問題は起きたのですけど、それはまたのお話とします。
次の記事「子猫はお留守番できるのか」に続く