ゴロロの家は住宅街にある一戸建てです。
昨年の初夏のある朝。
ご近所さんの玄関先に、3人掛けと思われるレザーのソファが置いてありました。
自治体が発行する粗大ごみシールが貼ってあったので、粗大ごみの収集の日に持って行ってもらうため
その家のご主人が置いたのだと思うのですが。
ゴロロの目を引いたのは、このソファにあった無数の引っかき傷。
レザー(と思われる)、このソファ、原形こそ留めていますが
あまりの引っかき傷のため、見た目はもう「ボロボロ」。
普通に考えたら「どうしてこうなるんだろう」というところですが
ゴロロには分かりました。
・・・これは、ニャンコの仕業に違いない。
確か、このお宅には猫が数匹。
外と家を行ったり来たりするらしく、ゴロロが帰宅途中、道端で涼んでいたり
玄関前で飼い主さんがドアを開けてくれるのを待っていたり
そんな姿を見かけていたので、ボロボロのソファを見てピンときたわけです。
実はゴロロ宅も、昨年ソファを買い換えました。
それまでのソファは10年以上使っており、2匹の猫の前に飼っていたゴールデンレトリーバーの名残もあり
かなりくたびれた状態だったため、買い替えたのです。
本革にすると、おそらく猫が引っかくと思ったことと、コスパも考え
二〇リのファブリック(布)のソファにしました。
とっても座り心地のよいコーナーソファ。
ところが、心地よいのは人間だけではなかった!!

2匹はさっそくソファでお昼寝し始め、端っこの方で爪とぎ開始!!!
こりゃ困った。
というわけで、ソファカバーを買うことにしました。
迷った挙句、部屋が明るくなるようにイエローの伸縮性のあるカバーをセレクト。
届いたその日、さっそくソファに掛けてみると、あら良い感じ。
ところが、なんと!
2匹は今度はこのカバーに爪を引っかけて遊び出したではありませんか。
せっかくカバーをかけたのに、そのカバーで遊ばれた日には打つ手なし。
結局、その上にブランケットを掛けるというダブルカバー?
の状態になってしまいました。
猫は、爪が引っかかるものが大好き。
しかも、ソファカバーと言えば伸縮性があるわけで。
布と言っても、ゴムが入っている「のびーる」布。
表面もボコボコしており、猫にはもってこいだったというわけ。
じゃ、いったい何をどうすれば良かったのか。
色々考えましたが、今は完全に防ぐ手段はないのではと思っています。

でも、カバーを例えば綿100%の、引っ掛かりのあまりないものにしたり
ソファの横に爪とぎを置いたりするくらいしか思い浮かびません。
これ、猫を飼う家の永遠のテーマ?!
しかし、人間が心地よいものは猫も心地よいというのは相変わらずで
しょっちゅうお昼寝している我が家の2匹。
平和な時間が愛おしいゴロロ家です。
では、また♪