ゴロロは仕事柄、多くの人と会います。
面接を受けに来た人や、人材派遣会社、転職会社、広告会社の人など
数え始めたらキリがなく、名刺が山のようにたまっていきます。
ある日、学生をターゲットにしている広告会社の営業のSさん(30代女性)と話をしていました。
Sさんとは結構気が合うため、仕事の話が終わると、好きなお店や夏休みの過ごし方など
様々な話題で盛り上がることが多かったのです。
ゴロロ「今度のお休みの日は何かご予定あるんですか?」
Sさん「実は引っ越しなんですよ~」
Sさんはご夫婦二人住まいで、お子さんがいないことを知っていました。
ゴロロ「でも、お二人だけだから引っ越しもそれほど大変ではないんじゃ?」
Sさん「いえいえ、猫が3匹いるんですよ。だから荷造りがはかどらないんです」
ゴロロ「我が家も2匹いるんです!!ちなみに、どんな猫なんですか?」
Sさん「アメリカンショートヘアとマンチカン、それにペルシャなんです」
ゴロロ「すごいですね~、うちは2匹とも保護猫です」
Sさん「保護猫も考えたんですけど、病気とかも心配で、色々あってやめたんです」
・・・。
「色々」って、なんだろう。
ま、いいんだけど。
血統書付きの猫も保護猫も猫は猫だし。
2匹のことを恥ずかしいとも思わないし、隠すつもりもないし。
病気もね、確かにクーはFIV(猫エイズ)だけど、今のところめちゃくちゃ元気だし。
でも、なんとなくモヤモヤ。
とは言え、その後Sさんとはとっても仲良くなり、彼女が会社を退社するまで
よく猫の話で盛り上がりました。
そして、また別のある日。
ゴロロの職場に、Iさん(40代男性)が異動してきました。
ある朝、エレベーターで乗り合わせたIさんが
「これからよろしくお願いします」と挨拶してくれました。
ゴロロももちろん「いえいえこちらこそ」と挨拶しがてら
ちょうど金曜日だったため
「異動したてでお疲れでしょう?明日はゆっくり休んでくださいね」
と声を掛けました。
すると、Iさんは
「明日は猫と遊びます!」とのこと。

お、猫友発見!!と思ったゴロロ。
また聞いてしまいました。
「どんな猫ですか?」
と聞いたゴロロにIさんは
「スコティッシュホールドとペルシャなんです」と力強い返事。
・・・。
そうかぁ・・・。
全然いいんだけど、「うちも保護猫なんです!」と言ってみたかったよ~。
ペットフード協会の調査では、猫を飼っている家庭の約75%が雑種(MIX)との結果。
でも、意外と身近にいない保護猫派。
もちろん、SさんもIさんもとっても良い人。
我が家の2匹は自慢の2匹ですが、まだまだ保護猫って浸透していないのかなぁ
それとも、ゴロロの周りの人がたまたま保護猫ではない猫を飼っていたのかなぁ
そんなことを思う出来事でした。
保護猫に興味ある方はこちら↓
それでは、またニャン。