この間、猫と虫について書いたところ。
この時期は特に虫が出現するので書いたワケですが、今日はタイムリーにこんな記事を発見。
(Yahoo!JAPANより)
ネズミが多いシカゴで、ネズミを1000匹街に放したらどうなったか
という主旨の記事です。
一瞬動物虐待?!と思われがちな内容ですが、よーく読むとこんな記載が。
放された猫は一旦捕獲後、ワクチン投与の上放す
去勢または不妊手術を施した上で放す
安全な環境の場所に放す
そもそも、この「街に猫を放す」運動そのものが、猫の保護団体がやってきたことだそうで
なかなか里親が見つからなかったり、野性味強すぎて飼いづらい猫を中心に、この10年弱の間に少しずつ進めてきたとのこと。
しかも、スゴイなぁと思う記述。
街に放した猫たちは、地域ごとに登録された人間が食事や水、健康状態、雨風にあたらないようシェルターのケアまでしているとのこと。
猫はネズミを捕まえても、殺してしまうことはあまりないそうで
街に1000匹の猫を放したことで、平和的にネズミ問題を解決に近づけたそう。
これが本当ならば。
うおおおおぉぉぉ。
野良猫と社会の共存ではないか!
もちろん、維持費も掛かるだろうし、それに関わる人たちの苦労もあるだろうし
何よりそういうシステムを作り上げて運用するまでのエネルギーを想像すると
純粋に凄いなぁと思うけれど・・・
なんとシカゴは、猫1000匹を投入しても「アメリカで最もネズミの多い都市」だというのは
変わらないんだそうで、なんとも言えない気持ちにもなります。

とは言え。
いつも街角で野良猫らしい猫を見かけるたびに、雨の日や寒い日はどうしているんだろうと
思いを馳せるゴロロにとっては目からウロコの記事でした。
だから、「上半期大きな反響があった記事」として改めて紹介されているのだと思いますが。
猫の寿命は家猫と野良猫で数倍違うのは以前書いたことがあります。
でも、健康管理を担う人間が、猫のケアを役割として果たしてくれれば
少しでもその境遇の差が埋まるのかなと思いますし
猫の習性を上手に生かした一つのロールモデルだなぁとつくづく感心です。
ネズミが悪者に見えちゃいますけど、ネズミが媒介する感染症って意外と侮れませんからね。
ゴロロの今の自宅にはさすがにネズミは出ませんが
子供の頃住んでいた実家には数匹たぶんいて、夜中に天井で運動会していたことを思い出しました。
古くから繰り返されてきたトムとジェリーの現代版?!
まぁ、今はネズミではなく2匹の運動会で起こされる日々ですが(汗)
ちょっとだけハッピーになったお休みでした。
ではまたニャン。