猫と言えばツンデレ。
犬とは違い、飼い主に対して気が向く時以外、常にクール。
そんなイメージがある生き物、それが猫。
我が家の猫たちも例外ではなく、ゴロロも2匹に振り回されっぱなし。
ところが、ある日こんな記事を発見。
なんと、猫たちは飼い主の居場所を想像しており、予想外の場所にいると
びっくりするというお話。
■思わぬ場所からの声に驚くネコ
ネコが飛び抜けて驚いた様子を見せたのは、室内に設置されたスピーカーから、飼い主がネコの名前を呼ぶ音声が流されたときだった。ほかの2度の実験では、別のネコたちの鳴き声と、声以外の音声が流された。刺激に対する驚きについては、相関関係はみられなかった。
研究チームはこの結果について、部屋にいないと思っていた飼い主の声が室内で聞こえたことにネコは驚いたのではないかと述べている。
(Newsweek 2021年12月12日)
実験を行ったのは京都大学と麻布大学のチーム。
麻布大学は獣医学部がありますもんね。
一瞬「へぇぇぇ?」と思ったゴロロ。
でも、よーく思い出してみると、なんとなく思い当たるような。
ゴロロの自宅は一戸建て。
洗濯物を干すのは2階のベランダ。
隣には主寝室。
ここの南側の窓はクーのお気に入り。

この部屋の隣がベランダのある部屋。
というワケで、クーがお気に入りの窓際で日向ぼっこをしている時に
ベランダで洗濯物を干しているゴロロと目が合うと
必ず
ニャ~~・・・ と鳴くんです。
それが、何度目が合ってもおんなじ反応。
ゴロロが引っ込んだりベランダに出たりするたびに
ニャ~~。
これたぶん、「そこにいると思わなかった」飼い主を発見した
クーの心の叫びなんじゃなかろうかと
この記事を見て思ったゴロロ。
クーは大体反応の薄い子で(スイッチが入る時間はあるけれど)
洗濯物干しの時間だけは、妙に反応してくるのが不思議だなぁと
ずっと思っていました。
飼い主がいる場所を想像しているため、予想外の場所から声が聞こえたりすると
びっくりするらしい。
「社会空間認識能力」なんですって。
でも、まだはっきりしていない部分もあるんだとか。
でも、クーにちょっぴり親近感がわいたゴロロ。
人間だって、予想外のところで知り合いに出会ってもすぐに認識できないしなぁ。
猫って奥深い。
なぜかって、こうして研究対象になり、更に記事になってしまうんだから。
そんなことを思ったゴロロでした。
ではまたニャン。