管理人ゴロロの仕事は人事です。
繁忙期(3月~4月、12月)には残業続きで気が滅入りそうになります。
今までサラリーマン(ウーマン?)を続けてきましたが、
1ヶ月の残業時間が30時間を超えるともはや限界。
毎日定時で帰ることが難しくても、せいぜい10時間~15時間程度の残業がそこそこかなぁと思います。

さて。
職場には色々な人がいます。
ゴロロのように比較的大ざっぱで、小さなことは置いておく(忘れてしまう)タイプ。
いや、締める時は締めますよ。
でも、後でもいいことは後に回しちゃう。
仕事には緩急が大事ですからね。
ある年の春。
ゴロロと正反対のMさん(男性)が、お隣の課に異動してきました。
正反対というのはどういうことか。
とっても几帳面で、仕事を後回しにしない人。
字面だけ見ると「良い人」に思えますが
実はMさん、ちょっと困った人でした。
自分の仕事を進めるためには、こちらがどんなに忙しくても
絶対に用事を後回しにしない人だったのです。
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つまり、ゴロロが業務に追われてお昼ご飯を食べ損ねている時も
定時で帰れず必死に仕事をしている時も
全くお構いなしに、仕事を頼んでくる。
「それ、今やらなきゃダメ?」と思うちっちゃなことを、細かく細かく頼んでくる。
「やらなきゃ」と思ったその時
「さっき頼んだ件、まだですかね?」と聞いてくる。
しかも、自分の業務に一生懸命になるあまり、電話すら取ってくれない。
・・・。
「う、ゴロロと合わないかも」
Mさんが異動してきて3日目くらいに気付いてしまったゴロロ。
「昼ご飯くらい、食べさせてくれ~」
そんな本音はグッとこらえ、「ちょっと待っててくださいね」と若干の作り笑い。
「後どのくらい掛かりますか?」というMさん。
このMさん、何をそんなに急いでるんだ?!
Mさんはいつも楽しくなさそうに仕事をし、
「あれが終わらない、これが出てこない」
と何かに文句を言っている。
もちろん、急がなきゃいけない仕事と判断した時はゴロロも急ぎます。
でもなぁ。
ふと、我が家の猫2匹を思い出しました。
我が家の猫2匹。

1日の半分以上は絶対寝ている。
ご飯が欲しい時は何も言わず、隣でジッと見つめてくる。
遊びたい時遊び、気付くとまた寝て、気が向くと喉をゴロゴロして甘えてくれる。
Mさんのような人こそ、猫を飼ってみたらどうだろう。
自分とは違う時間軸で生きている存在。
こちらの意に反し、とんでもない場所で爪を研ぎ
意図しない時間に運動会を始めたりする。
こちらの言う通りにはならないけど、心の底から愛おしい。
そんな気持ちになれたなら。
もう少し、周りの人に優しくなり、人生楽しくなるんじゃなかろうか。
でも、そんな「猫論」を真っ向勝負でぶつけるワケにいかないので
それこそ、猫たちを見習い、小さなことは気にしない。
Mさんに頼まれた仕事は適当に片付け
自分の仕事をちゃっちゃと終わらせ
さっさと帰ろう。
あたたかい我が家が一番。
猫を飼うと幸せになる。
そんなことがよく言われたりするけれど、それは、猫をメンターとして自分をコントロールできる人が幸せになる、
そういうことなんじゃ?!と思ったりして。
本当に、猫は奥深い。
ではまたニャン。