こんにちは!
秋と言えば芸術。
ゴロロは美術館が大好きですが、今年は新型コロナで展覧会も延期や中止・・・
悲し~い。
でも、最近少しずつ色々な展覧会が復活し始め、「よーし」とばかりに出かけてきました。
目黒雅叙園で開催されている、こちらの展覧会。
もりわじん 千の福ねこアート展 at 百段階段

もともと、目黒雅叙園にある「百段階段」にとっても興味があったゴロロ。
昭和初期、婚礼などの宴会場としてスタートした目黒雅叙園。
太平洋戦争を経て、なんと現在まで当時の木造建築が残っているんですよね。
100段(99段)の階段の途中途中に、贅を尽くした7つの部屋(宴会場)があり、今は美術館として一般公開されている、東京都の有形文化財です。
この百段階段で、現在「もりわじん」さんという猫アーティストさんの展覧会が開催されており、それを見に行ってきたというわけです。
雅叙園自体は、JR目黒駅から徒歩5分で着きますが、建物の豪華さに圧倒され気味。
「ほんとにここでいいワケ?」と自問自答しながらエントランスに入ると「百段階段コチラ」みたいな案内がきちんと出ており一安心。

あまりに豪華なエレベーターでゆっくり3階まで上がるとそこが美術館の入り口です。

ここから一つ一つのお部屋を見ながら階段を上っていきます。
もりわじんさんの作品(猫)がなんと千体!
さすがに数は数えませんでしたが、神、死、生、楽、運のテーマごとに各部屋に猫作品がたくさん!展示されています。

この白と黒の猫さんは、「渾沌神」という中国の古典「荘子」に出てくる神様だそう。
なんとも不思議な雰囲気ですよね~。

こちらは結構な大きさの招き猫。
表情も可愛いですが、個人的には足がカワユイ。

こちらは誕生日猫。
366日、すべての日の誕生日の猫が展示してあります。
デザインも表情も一つ一つ全部違うんです、それが366体。恐るべし。
7つのお部屋の中の一つに、多くのアーティストさんが猫作品を展示、即売しているお部屋がありました。
絵や置物、ジュエリーやバッグなど、ぜーんぶ猫デザイン。
そこで、こんな可愛いブローチを発見!
あまりの可愛さに購入させていただきました~。

こちらは染色作家、春日 粧(かすが さやか)さんの作品です。
ブローチなのですが、ひとつひとつ手作業で漆を塗られているとのこと。
色合いや木目が微妙に異なり、「うーーん」と唸って選んだのがこの1匹です。
当日は春日さんご本人が会場にいらして、直接お話を伺うことができました!
ご自身は染色作家さんなのですが、ご主人様が木を扱っていらっしゃるので、ブローチを作ってみましたとのこと。
とっても優しくて上品な春日さん。
ちなみにお値段は2,200円(税込み)です。

さて、この百段階段、実は99段しかないんです。
それがなぜなのかははっきりしていないようですが、完全無欠は縁起が悪いからとか、まだまだ成長できるようにとか、様々な理由があるみたいですよ。

上の方のお部屋からは目黒の街並みがとってもきれいに見えます。
この展覧会はあと1週間程度しか開催されませんが、もりわじんさんの作品や、ゴロロが購入した春日 粧さんの作品は、ネットや工房で見ることができそうなので、ご興味ある方はぜひご覧くださいね。
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