こんにちは!
寒い日が続きます。
今日は1匹の野良猫さんのお話をしたいと思います。
ゴロロは、自転車⇒電車⇒徒歩というルートで職場まで通っています。
当然、帰りは逆ルートをたどるわけで。
職場を出たら、徒歩⇒電車⇒自転車となります。
まぁ、正確に言えば、途中でスーパーで夕食の材料を仕入れたり、という寄り道が入ったりしますが。
この、「徒歩」の部分で、かなりの頻度で出会う野良猫がいます。
いつも同じ場所で待っていてゴロロが通りかかると
「ニャ~~」
と可愛い声で呼び止めてくれます。
毛の色は茶色と白のハチワレ。尻尾はシマシマ。
女の子なのか男の子なのかは不明ですが、ほっそりしていて小柄な子です。
よく見ると、左耳がさくら耳。
ゴロロの職場は、昔ながらの街並みが残っており、「地域猫」と呼ばれる、さくら耳の猫たちが多くいる地域にあります。
さくら耳(猫)と言うのは、ボランティアによって去勢や避妊手術の後に地域に戻された猫のことを指します。
確かに、帰り道にボランティアさんがごはんをあげている姿をよく見かけることもあります。
ゴロロの帰る時間は仕事の具合で早かったり遅かったりするので、毎日というワケではありませんが
結構な頻度でこの猫に出会うので、身の上が何となく心配になってきました。
ごはんどうしてるんだろう
雨の日、どうしてるんだろう
寒い日、どうしてるんだろう
そんなある日、いつも通りの道を通りかかると、この野良猫のいる場所に1枚の張り紙。
「置き餌をしないでください。〇〇区」
あぁ、そうか。
誰かこの場所に置き餌をしていたから、いつもここにいたのね。
そう言えば、何度かキャットフードらしきものが置いてあったのを見たことがあるような。
確かにこの野良猫さん、ほっそりしてはいたけど毛のツヤもあったし、パット見野良猫に見えない風貌。
だけど、置き餌禁止かぁ。
ゴロロが遭遇した野良猫は、おそらく置き餌をごはんとして食べていたんんだろうと思います。
なぜ置き餌がダメなのかと言うと
食べなかったフードが腐り、衛生的に良くない
猫が来るため、近隣トラブルになりやすい
置き餌をカラスが狙い、猫そのものや子猫に危害が及ぶ可能性もある
毒餌などを置かれてしまうこともある
こういうことなんだそうです。
確かに、ゴロロが見かけるボランティアさんは、猫が食べているそばに腰を下ろし
食べている時、そばから離れていませんでした。
このハチワレ野良猫は置き餌をもらっていたため、おそらく近隣の方の通報を受けて
区が貼り紙をしたのか、通報した方が貼り紙をしたのだと思われます。
その貼り紙以降、何となく姿を見なくなってしまった彼(彼女?)。
とってもとっても心配していたら、ついこの間。
帰り道、暗闇の中で「ニャ~~」と呼ぶ声。
良かった!生きてた~。
こんなに寒いのにどこでどうしていたのかは分からないけれど、暗闇の中で見る限り
以前とさほど変わらない色ツヤ。
こやつ。
きっとどこかでまたごはんもらってるな。
ちょっぴり安心したゴロロでした。
お外にいる猫たちが少しでも平和に暮らせますように。
そんなことを思うゴロロでした。
ではでは。
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